【映画】セッションの感想-左は10年前の自分、右は今の自分

映画

2014年公開の映画「セッション」を2019年2月末に見た。

昔ながらの職人の世界観で弟子の気持ちもわかるし、今は教える側の気持ちもわかるようになったけど怒鳴り散らす姿が自分のダメ上司っぷりと重なって反省させられて観終わってからどっと疲れた。

いつも映画を見てもすぐ内容を忘れちゃうから対策として映画を鑑賞しながらこまめにツイートしたのでその内容をここにまとめていきます。

ちなみに独身時代はしょっちゅう映画を見ていました。
多い時は1日に3本見る事もまぁまぁある位好きだったけど批評目的で見てた訳ではないので批評が得意な訳ではない。

ただ同じ映画を見た人と、あーだこーだ言い合ったり感情を共有出来たら楽しいなと思っているので見た事ある人は是非絡んでください。

目次

  • 1.セッションを見る事になったきっかけ
  • 2.序盤
  • 3.中盤
  • 4.終盤
  • 5.まとめ

1.セッションを見る事になったきっかけ

まず映画離れしてた僕がセッションを見ようと思ったきっかけから


ネット上に溢れてる自己啓発的な言葉で

「やりたい事が見つからないって悩みを良く聞くけど、みんなやりたい事はあるはず、だけど無理だと決めつけてわかんなくなってるだけだから、全ての条件を無視して自分はなんでも出来る人間だとしたら何をしたいかを考えれば見つかるんじゃないか」

っていうのを見た事があって、なんとなく頭に残ってたのでとりあえず僕も簡単な所でかつての趣味の映画鑑賞を復活させてみようと思ったのが1番のきっかけです。

なぜ「セッション」かというと、以前に入会したTSUTAYA TVで無料見放題の中から話題になった作品を見ようと思ったら最初のページに「セッション」があったので選びました。

2.序盤

主役の青年がシルベスタースタローンに似てる
もう1人の主役の指揮者のおじさんがハリーポッターの鼻がない人に似てる
指揮者の人が完全独立型ワイヤレスイヤホンを使っているのを見て、自分は去年から使い始めたのに5年も前の映画で使ってるなんてカッコ良い
指揮者のおじさんが青年に壁ドンしててBL層まで取りに来る貪欲さエグい。
音楽大学の中での活動らしい

3.中盤

指揮者のおじさんが超傲慢で高圧的で精神的にすごく暴力的で正常な判断が出来ない位追い込む代わりに実力をめちゃくちゃ引っ張ってくれるタイプのリーダーだった。
物語の中で「この人に出会って鬱になる人がいる」と言われているけど、本当にそうだと思う。こういう人についていくのは精神的にキツすぎる。

実際に僕自身もブラック企業的な職人感強めの会社にいた時に似た経験をした事がある。
精神的にギリギリの状態で毎日過ごしていて、
怪我しても痛みなんか感じてる余裕すらないし、
人に痛みにも鈍感になっていくし、
休憩なんかまともに取れない日だってザラにあったし、
小さな失敗も全部拾って人間性まで否定されるくらい怒られるし、
機械が壊れた時は明言こそしないけど直るまで帰るなという雰囲気を出され22時くらいまでやった事もない機械の修理をしたり、
そのくせ仕事の少ない時期は休みばっかりで月給10万円を下回る事があったり…
挙げ句の果てに退職時には給料から損害賠償としてお金が天引きされたり…

今すぐ思いつくだけでこれくらい辛い事があった。

ただその代わり全て押し付けられるので能力はめちゃくちゃ伸びた。
技術はもちろん伸びたし問題が起きた時に自分で考えて乗り越える事も出来るようになったし、良くも悪くも我慢強くなった。
おかげで今では現場を任せてもらってるし、親方やってる職人に仕事を教えたり、誰かに教えてもらわなくても現場で気付いて身にする事も出来るようになってきた。

だからこの主人公の青年の気持ちがめちゃくちゃわかる。
めちゃめちゃ辛いけど確実に成長してる事を感じるから、無茶苦茶な指導者だとわかっていても嫌いになれない。
むしろ尊敬しちゃう。これが後になると洗脳みたいなもんだったなと僕の場合は思ったけど。

相手に成長して欲しくて怒鳴っちゃう気持ちってわかるんだけど
「怒鳴る指導っていうのは一番楽だしバカがやる方法なんだ」
と学んだ僕としてはこのスタイルをやっぱり肯定出来ない。

でも自分もやられていやだったはずなのに同じような事やってるなって気付く時が結構あってそんな時はどっかで見かけたこの言葉を思い出すようにしてる。
「何回言ったらわかんだよ!って怒鳴る上司がいるけど何回言っても理解させられない自分の指導力の無さはどうなの」
この言葉は結構衝撃的で忘れることが出来ない

そんでまぁなんやかんやあって青年がおじさんにブチキレて大学を退学になり、音楽活動から離れてハードコアなおじさんとは赤の他人になりました。

4.終盤

ある日たまたま街を歩いているとハードコアおじさんの名前が書いてあるライブの看板を発見して見にいった所で再会をしてしまいます。

あんなハードコアだったおじさんが理解あるおじさんみたいな雰囲気になってて、今度コンサートがあるんだけどドラムがイマイチだからお前にやって欲しいみたいな感じで誘ってきます。
正直葛藤はあるけど自分ならやらないなって思ってたら青年は葛藤の末コンサートに参加する決断をしました。
また酷い目に合わなきゃいいけど…と思ってたら、このコンサートはスカウトとか来てるから音楽人生がかかってるぞって頑張れよみたいな感じで言ってたと思ったら、コンサートが始まる直前になっていきなり自分だけ聞かされてない楽曲をやると言われ、まともに演奏が出来ずに他の演奏者からもちゃんとやれと怒られ舞台から降りていってしまいました。

あぁ…これで終わりか…と思ってたらおじさんがMC的なトークをしている最中に舞台に戻っていって勝手にドラムソロを初めて他の演奏者も無理矢理巻き込んで演奏スタートして主導権を奪い出した所で予想外すぎて言語化出来ない感情になりました!

結構長い事わがままプレイやってるんだけど溢れ出まくってる熱意で演奏者を仲間にしてて、おじさんに何やってんだとか言われてもうるせー邪魔すんな俺に合わせろと言わんばかりに、合図する!とか言ってバチバチの雰囲気でドラムで指揮者のおじさんとタイマン張ってる感じがクソカッコ良かった。

俺と同じ愚か者かと思ってた青年が尋常じゃ無い気持ちの強さでクソジジイをねじ伏せてこっちのレールに乗せた感じがめちゃくちゃカッコ良かった。
好きになったよアンドリュー。
よく頑張ったな。よく頑張った。

その他思ったこと
車で事故って血だらけでもコンサート会場に向かう気持ちめっちゃわかる
体に力入らなくてスティック落としちゃう感じもわかる。
気持ちは折れてないのに体がついてこないから気持ちが折れる。

「最低な英語を教えてやる、それはGood jobだ」ってじじいが言うんだけどハンコックのウィルスミスに殴られろって思った。

5.まとめ

怒鳴って言うこと聞かせようとするのは本当に能力の無い人のやる事だと思うからやめよう。
本当にやめよう。

そんなんじゃモチベーション上がらないとか積極的に仕事しないとかの問題もあるけど、誰も楽しく無いからやめよう。

腹立つけど明日こそは優しく接しよう。怒鳴らないで手の平で転がしてやろう。
そんな事を考えながらエンドロールを見てた。


最後まで読んでくれてありがとうございました。
おわり。

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